市田柿ミルフィーユ

市田柿ミルフィーユとは…

 『市田柿ミルフィーユ』は、南信州地域に江戸の時代から続く伝統的なご当地スイーツ「市田柿」を、現代風にアレンジした新感覚のスイーツです。
 干柿の自然な甘さの中にバターの濃厚で味わい深いコク、そしてほんのりとした塩加減。とろける食感が味わえる大人の絶品スイーツです。

■2011年6月、楽天 新感覚スイーツ賞受賞。
■2011年10月、o-1(お取り寄せグルメ決定戦)グランプリ スイーツ部門グランプリ獲得。
■2014年12月、楽天 冬のスイーツグランプリ サプライズスイーツ部門グランプリ獲得。
■2015年8月、経済産業省 Wonder500認定。
■2016年3月、経済産業省 NIPPON QUEST 年間アワード特別賞(まち楽賞)受賞。

数々の賞を受賞し、テレビなど各メディアで話題の注目商品です。

市田柿ミルフィーユ

●テレビ

「Nスタ」(TBS)
「PS」(中京テレビ)
「いきなり!黄金伝説」(テレビ朝日)
「がっちりマンデー!!」(TBS)
「きままにLB」(KBC九州朝日放送)
「イチオシ」(HTB北海道テレビ放送)
「突撃!ナマイキTV」(東日本放送)
ひろしま満点ママ」(TSSテレビ新広島)
ててて!TV」(YBS山梨放送)
「いっちゃん!KNB」(北日本放送)
「情報ワイド・ゆうがたGet!」(テレビ信州)
「水野真紀の魔法のレストランR」(毎日放送)
「どさんこワイド179」(札幌テレビ STV)
とりよせ亭」(BSジャパン)
「めざましテレビ」(フジテレビ)
「ウチくる!」(フジテレビ)
ヒルナンデス!!」(日本テレビ)
「楽天スーパーTV」
など

柿

●書籍・雑誌

「Richer」2012年1月号
「CIRCUS」2012年2月号
「FRaU」2012年9月号
「いとをかし」Vol.18(両口屋是清 季刊誌)
「MonoMax」2013年10月号
「TVガイド」2013年1116-1122
「VIRY」2014年1月号
日刊SPA!」2014年1月号
「オレンジページ」2014年11月号
「週刊文春」2015年7月号
「週刊文春Woman」2016年1月号
「25ans ヴァンサンカン」2016年2月号
など

●新聞

読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
中日新聞
信濃毎日新聞
南信州新聞
信州日報
など

市田柿とは…

 主原料「市田柿」は地域ブランド(地域団体商標第5002123号)として認定されているブランド柿で、その歴史は古く1800年代頃から南信州地方で栽培されていました。
 江戸の時代には“将軍歯固めの菓子”とし献上されており、1943年には皇室にも献上され、市田柿の歴史と風格の高さは折り紙つきです。

 秋に収穫された柿は一つひとつ手作業で皮をむき、太陽の光と自然の風によって1ヶ月ほどの時間をかけ、じっくりと乾燥させていきます。
 太陽と風、そして天竜川から立ち上る川霧の湿気という、自然の恵みが作り上げた伝統的な和スイーツです。

新たな楽しみ方も…

 今ではスイーツとして召し上がるだけでなく、市田柿ミルフィーユと赤ワインのマリアージュがとても評判です!!!
 ボジョレーヌーボー解禁に合せ、市田柿ミルフィーユを予約注文されるファンの方も、どんどん増えています。

 「シングルモルトに合せるつまみの傑作!」と、シガー(葉巻き)とシングルモルトの第一人者“島地勝彦”氏にオススメいただき、『市田柿ミルフィーユ』とシングルモルトウイスキーを一緒に召し上がる、オトナな楽しみ方が大変喜ばれています。
 島地氏曰く「一度知ったら抜け出せない、贅沢地獄だ」と表現いただきました。
 ありがとうございます。

市田柿ミルフィーユには2種類ある?

市田柿ミルフィーユには『燻蒸タイプ』と『無燻蒸タイプ』があります。その違いは主原料である「市田柿」の製造方法の違いです。

市田柿の加工の様子
市田柿ミルフィーユ加工の様子

・燻蒸(くんじょう)タイプ

 通常、市田柿の製造工程では、柿の皮剥き後に「硫黄燻蒸」を行うことになっています。「硫黄燻蒸」とは熱で硫黄の粉を燃やし、柿を燻煙(燻製をつくる様に煙でいぶす)することです。その工程により市田柿に添加されるのが「二酸化硫黄」です。

硫黄燻蒸には、
1)市田柿の酸化を防止することにより果肉の色をきれいに仕上げる
2)制菌作用によりカビや雑菌の繁殖を抑える
3)市田柿の乾燥工程をスムーズに促進させる
という目的があり、きれいなオレンジ色・アメ色の果肉と、もっちりした柔らかな食感の市田柿を安定的に生産するため、品質の向上・品質の安定のために行われています。

 硫黄の使用量および二酸化硫黄の残留量は、国の基準で厳しく規制されており、その基準以下になるよう市田柿ブランド推進協議会で干柿生産の指導、また製品の抜打ち調査なども行っており、食品衛生上また健康上全く問題はありません。
 株式会社マツザワも市田柿ブランド推進協議会に加盟し、品質レベル均一化のための活動を行っています。(ブランド協議会 加盟番号 13-030)

・無燻蒸(むくんじょう)タイプ

 市田柿の製造工程では「燻蒸」工程が必須であり、市田柿を生産するには硫黄燻蒸を行わなければなりません。

 1ヶ月以上に及ぶ加工工程の中でその硫黄は蒸発し、二酸化硫黄の残留はほとんど確認できなくとも、食品衛生法の原材料表示には記載をしなくてはなりません。
 なので「市田柿ミルフィーユ・燻蒸タイプ」には、裏面原材料表示の欄に添加物として“二酸化硫黄”の記載があります。
 そんな中、昨今食の安心に細心の注意を払われるお客様が増え、そういった添加物の記載についてご意見・ご質問が増えてまいりました。そこで当社は“硫黄燻蒸”を行わない完全無添加の製造方法で、オレンジ色・アメ色できれいな柔らかい市田柿を生産する試みをしました。

 そもそも硫黄燻蒸は、酸化(酸化すると柿は黒くなる)防止、カビ抑制などを目的として、品質向上のために行われる加工工程です。その工程を省くと言うことは、市田柿の果肉の黒ずみ、また生産過程におけるカビなど製品劣化をどのように抑えるかが最大の問題であり、そのハードルは決して低いものではありませんでした。

 数え切れないほどのトライ&エラーを繰り返し、度重なる“失敗”と言う名の経験と、独自の発想で、現在の単純かつ独創的な製法を確立し、燻蒸した市田柿と同レベルのきれいな色(オレンジ色・アメ色)で、もっちりとしたやわらかい食感の「無燻蒸・市田柿」の製造を可能にしました。

 その無燻蒸・市田柿の生産は技術面で想像を超える手間がかかり、安易に大量生産をすることができません。そのため当社が1年間で生産できる無燻蒸・市田柿は、ほんのわずか300~500Kg程度なのです。(気象状況により大きく変化します)

 このように貴重な無燻蒸市田柿を原料として100%使用したマツザワの市田柿ミルフィーユ無燻蒸タイプは、プレミアムな市田柿ミルフィーユとしてインターネットショップ 楽天市場 愛情宣言 のみで、数量限定販売されています。

市田柿ミルフィーユ

どちらのタイプでも、きっと満足いただける「マツザワの市田柿ミルフィーユ」

 マツザワの市田柿ミルフィーユ燻蒸タイプ、無燻蒸タイプ、どちらも50年以上の歴史ある干柿加工専門の工場で丁寧に、手作業で生産しています。
 柿のヘタをとり果肉を開いて種を取出し、一つひとつ丁寧に重ねていきます。
 使用するバターは100%国産の非発酵・有塩(加塩)バターです。ほのかな塩気がバター本来の風味を高め、市田柿ミルフィーユの味のアクセントにもなっています。

 また最大の特徴はプレス機。専用のプレス機で市田柿をミルフィーユ状にプレスしています。プレスの圧力が弱いとバラバラと崩れてしまったり、闇雲にプレスしてしまうと果肉やバターがつぶれてしまったりと、ミルフィーユとして楽しむことができません。
 専用のプレス機を開発し、またその加圧にも独自の技術が活かされています。

「発酵バター」と「非発酵バター」

 バターは原料となる生乳から作られますが、初めにこの生乳をクリームと脱脂乳に分離させます。この時、このクリームを乳酸菌によって発酵させたのが「発酵バター」。発酵による独特の香りとコクが加わった深い味わいのバターで、ヨーロッパではポピュラーなバターです。日本で市販されているバターの多くは「非発酵」タイプです。クリームを乳酸発酵させていないため、クセがなく温和な風味に仕上がっています。

 マツザワの市田柿ミルフィーユは「非発酵バター」を使っています。これは市田柿本来のおいしさをお伝えしたいため。主役は市田柿でありバターは名脇役。そういった考えのもと「非発酵バター・加塩タイプ」を指定し、あえて使用しています。

とろける食感、自然な甘さ、ほんのりとした塩加減。
これらすべてが、マツザワの市田柿ミルフィーユのアイデンティティー【identity】なのです。

市田柿 800g 2,850円(税込)